絶対読めない地名

小田 やないだ

地名のルーツ〜小田〜ネズミがかじった??

『日本の地名・都市名』(これだけ知っていれば面白い) 今尾恵介著に掲載されてました。

滋賀県山東町の伊吹山麓に小田という集落があるが、これは「やないだ」と読む。
なかなか難読であるが、明治時代の淡海漁夫という人によれば、
この地名はもとは梁田と書いていたのだが、文書の「」の上半分を
ネズミが食ってしまったため、脚部だけ残って「」の字になってしまったそうだ。
(『地名関係文献解題辞典』)。

もうひとつ
滋賀県のびわ町はいうまでもなくびわ湖の北部に面しているから、といことで
1956年の合併の際に採用されたものだが、「琵琶」の字が当用漢字にないことも
ひらがな書きの理由の一つだったようだ。

                            面白いですね〜〜   11/2甚七さんの情報より
一口 いもあらい

京都府 久世郡 久御山町 一口いもあらい

この「一口」という地区は、淀川の支流に囲まれていて、出口が一つしかない。
そこで「淀の一口ひとくち)」と呼ばれていた。

あるとき、天然痘(ほうそう)という病気が大流行し、村中が大騒ぎになった。
村にその病気が入らないようにと、一つしかない入口に、おいなりさんをまつった。
それでここを「一口(ひとくち)の芋洗(いもあら)い」と呼ぶようになった。

いつしか、「一口」だけが残り、それを「いもあらい」と呼ぶようになってしまった。

   ※【いも=天然痘(ほうそう)の方言】                
   ※【洗い=追い払うこと。すなわち、病気を追い払うという意味。】

・・・・だ!!そうです。(^^)/  ほう!そうかい(^_^;)なんちゃって!!
一尺八寸山   みおうやま


大分県にある一尺八寸山(みおうやま)

名前の由来
昔、この山に三つ尾(みっつのお)を持つ蛇がいて、その尾の長さをたすと一尺八寸あった
ことから「みつお→みお、又は(みおう)」とつけられたと伝えられている。
中津市山国町と日田市の境に位置し、標高706.7m
月出山岳  かんとうだけ


大分県日田市にある山月出山岳  かんとうだけ

名前の由来
日田市の東部に位置し、その昔月の出ている方向に見える山(月の出る山「月出山」)
の名前を聞かれた時に、方角を聞かれたのと勘違いし、(あちらの方角は)「関東(かんとう)です」
と答えたことから、それが山の名前「月出山」(かんとう)になったという言い伝えがある。
 
日田市内からみると山の形は富士山の山頂のように見えるので日田富士(ひたふじ)とも呼ばれる
日田市と玖珠郡玖珠町の境に位置し、標高708.7m