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川端商店街『博多弁番付』垂れ幕


櫛田神社から川端通商店街を歩いているとアーケードに
『博多弁番付』の垂れ幕がぶら下がっとったけん紹介します

川端商店街のアーケードに下げられた博多弁の垂れ幕
ちゃっちゃくちゃら

【めちゃくちゃ】

『笑い上戸の酔っぱらいが、笑ろうてくさ、通夜の席ば、ちゃっちゃくちゃらに したげな』
(笑い上戸の酔っぱらいが、笑いころげて、通夜の席を、めちゃくちゃに したらしい)
へっぱく

【減らず口・無駄ばなし】

『へっぱく いわんと しっかり しごとしない』
(無駄ばなししないで、しっかり仕事しなさい。)
すらごと

【嘘・絵空事】

『あやつが いうたー ほんなごつか すらごつか いっちょん わからん』
(あいつが言うのは本当なのか嘘なのかちっともわからない)  
ソラゴツ・ソラゴトとも言います
しろしい

【うっとうしい・不愉快・めんどうくさい】

とうちゃん」『ながつゆは どうして こー しろしー ちゃろーかねー』
かあちゃん」『ほんなこつねぇー、バッテンうちゃ ごろごろ しとる あんたのほうが ずっと しろしかとたい』

夫「長梅雨はどうしてこんなにうっとうしいのだろうね」
妻「本当ねぇ、だけどあたしにはゴロゴロしているあんたの方がよっぽどうっとうしいよ」

せからしか

【気ぜわしい・うるさい】
 『あー、もー、せからしか、そといいってあそんできぃ』
「ああ、もう、うるさいな、外に行って遊びなさい」
シャカラシーとも言います
てんてれやすう

【たやすい・簡単】
『そげん てんてるやすく かんがえとって だいじょうぶかとな』
「そんなに簡単に考えていて大丈夫なの」
 [(てんで・てんと)易い]こと。[てんで・てんと]から否定の意味がなくなった言葉らしかです。
こげんか言葉は使わんけん、ようはわからん
すいとう

【好きだ】
『すいとーと、なんかなし、すいとーと、おまえばすいとーと』
「好きなんです。とにかく好きなんです。あなたを好きなんです」 
博多弁には『愛している』という言葉は無かごたぁですよ
いがいまし

【姉さん女房】  らしかとですが????

こげんか言葉は聞いた事もなかけん、ようはわからんとです
こうかる

【生意気・威張る】
『おやの ななひかりん くせに えらい こーかっとるな』
「親の七光りのくせに、ずいぶん威張ってるね」 
こげんか言葉も使わんけん、ようはわからん
つくぼうどる

【かがみこんでいる様子】 m(_ _)m教えてもらいました。
『かろのうろんやのかろに、わくろうがつくぼうとったげな。』
「角のうどん屋の角にびきたん(蛙)が、かがみ込んでいたそうだ」  
こげんか言葉は今は聞かんですねぇ
うてやわん

【相手をしない】
『こげな おおぼらふきにゃ うてあやいなんな』
「こんな大ボラ吹きは、相手をしなさんな」
ふうたんぬるか

【動きが鈍い・のろま】
『ごめん まちどーしかったろ よめさんの よういの ふうたんぬるーてね』
「ごめん。待ち長かっただろ。女房の用意がのろくてね」
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とっけむなか

【途方もない】
『こげな おみやげまで もろうて とっけむなかこつで すんまっせん』
「こんなお土産までいただいてとんでもないことで申しわけありません」
 大変恐縮した時などに使っていました。途轍(とてつ)もないが語源。途轍は道理の意
こげんか言葉も使わようになりました
きんしゃい

【来なさい】
『遊びにきんしゃい』
「遊びに来なさい」
『〜〜しゃい』(〜〜しなさい)等とよく使う言葉です

2009年の川端通商店街の垂れ幕

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博多弁番付
ば、ちょこっと見てやんしゃい